写真報道:パミール高原に住むタジク族の結婚式

2006年11月05日 09時55分
 【大紀元日本11月5日】海抜4000メートルのパミール高原に住むタジク族の生活は神秘的な色彩で飾られており、婚礼も独特である。タジク族の婚礼は高原の上の婚礼と呼ばれ、3日間にわたって盛大に行われる。

 タジク族の婚礼は婚約、結婚式などを含む。伝統的な婚約形式は2種類あり、1つは成年婚約といい、男子は15歳、女子は13歳の時に行われるのが一般的。もう1つは子供婚約といい、男児は6歳、女児は4歳の時に行われるという。また、タジク族は婚約が交わされてから、短期で結婚式が行われるという。一方、子供婚約は男女が未成年の時に行われ、双方の両親は子供の代わりに婚約を代行するという。

 タジク族はコーカソイドの特徴を持ち、大昔から中国のパーミル高原に居住している。現在は60%のタジク族は新彊タシュクルガン・タジク自治県に集まっており、その他は沙車・澤普・葉城および皮山などの県に分散している。タジク族は牧畜業を営み、農業を兼業する半遊牧半定住の生活をしている。

 タジク族の男女は婚約を行う際、男性側は女性側に対して羊、牛および金銀アクセサリーを婚約の禮として贈呈しなければならない。また、婚礼儀式は女性側の自宅で行うのが一般的である。双方は宴を設け、祝賀する親友たちもお祝いとして羊、食品等を持参する。結婚式は宗教従事者が司会進行し、新郎・新婦に向って小麦粉を撒き、塩付けの肉を新郎・新婦にプレゼントする。

 タジク族は古くからパーミル高原に居住しており、「タジ」とはペルシア語で「王冠」の意味を持つ。歌と踊りが上手なタジク族は、「世界の屋根に住む住民」と呼ばれ、「高山の鷹」、「雲上の住人」と賞賛されている。経済生活は牧畜業が主であり、裸麦、エンドウなどの耐寒作物も栽培している。
新彊タジク族の鷹の舞は民間の伝統舞踊であり、彼らは鷹に対する特別な感情を持っている。タジク族の結婚式の時に踊られ、もっともポピュラーな踊りである(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式(Photo by China Photos/Getty Images)


新郎にヨーグルトを勧める親戚(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式の美食(Photo by China Photos/Getty Images)


新郎・新婦(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式、来客のために太鼓の音楽で余興(Photo by China Photos/Getty Images)


新婦のウェディングベールを整える母親(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式、お祝いに駆けつけた親族や友人(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式、新婦側の親戚(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の結婚式に参加する親族や友人たち(Photo by China Photos/Getty Images)


タジク族の新婦は結婚式の前夜、密室に閉じ込められて厚めの布団を被され、汗びっしょりになる(Photo by China Photos/Getty Images)



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