西ヨーロッパ:気温急降下で、大停電

2006年11月06日 08時00分
 【大紀元日本11月6日】欧州電力供給会社は5日、気温が急激に下がったため、ドイツでは電力使用量が激増し、西ヨーロッパ各国では昨夜、大停電が発生し、フランスでは1割の住民の電力供給がストップする事態となったと公表した。

 フランスの電力供給会社RTE社理事ポーナー氏はAFP通信の取材で、危うく欧州全土が停電する事態になったと語った。

 ドイツのエネルギー供給会社RWE社は、大停電の発端は電気使用量が急増したためと説明した。当時の気温は零度まで急降下した。

 電力の供給不足により、ケルンを含めドイツ西部地域が最初に停電した。その後、フランス各地も相次ぎ停電し、RTE社が対応に追われていた。

 イタリアとスペインでも多くの地区が停電に見舞われた。

 ボーナー氏によると、最初にドイツ国内の2本の高圧ケーブルが故障したため、西ヨーロッパ地区が停電し、その後ドミノ倒しのように、各地の電力供給システムが相次ぎ故障した。このすべては数秒間の間に発生したという。

 RTE社の統計によると、フランス人の1割を占める500万人が停電の影響を受け、パリとその近郊地域、その他の地区までに波及、大半の地域では30分後に電力供給を再開したという。

 フランスの鉄道会社SNCF社によると、今回の停電で、高速鉄道がストップし、12の路線が遅れた。パリ空港は影響を受けなかったが、コロン空港は一時停電した。

 イタリア新聞社は政府緊急対策室の幹部の話を引用、多くの地区が停電に見舞われ、特に北西部では約30分間電力供給がストップしたと伝えた。

 スペインのラジオ局の報道によれば、首都マドリードや、東部のカタルーニャ、バレンシアなども停電したという。

 

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