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米シティグループ、広東発展銀行の経営権を約31億ドルで取得

 米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)率いる投資家連合は、中国の広東発展銀行の経営権を243億元(約31億米ドル)で取得することで合意した。広東発展銀の経営権取得をめぐっては、過去1年以上にわたって仏ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)主導の連合と競争を繰り広げていたが、シティによる取得で決着した。

 シティ連合は全体として広東発展銀の85.6%を取得する。発展銀の担当者の声明によると、内訳はシティグループと中国人寿保険(2628.HK: 株価, 企業情報, レポート)(LFC.N: 株価, 企業情報, レポート)、国家電網公司の3社がそれぞれ20%ずつ、IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)が4.7%、CITICインベストメントとPuhua Investmentがそれぞれ12.8%、8%を取得する。

 発展銀は、リスク管理、コーポレートガバナンス、資産・負債管理、人事など8分野でシティグループと提携するとしている。

 関係筋によると、発展銀は昨年末時点で60億米ドル以上の不良債権を抱え、不良債権比率は25%と、中国国内の平均8%を上回る。

 それでも500店以上の支店網があり、中国で最も豊かといわれる広東省を本拠地としている点に、シティやソシエテは着目した。

[香港 16日 ロイター]

 (06/11/17 08:46)