ロシア国営石油会社ロスネフチ(ROSN.MM: 株価, 企業情報, レポート)は23日、アジアに向かう新設の石油パイプラインからの中国への原油供給が、同パイプラインの供給量の半分にとどまることを明らかにした。独占鉄道会社であるロシア鉄道(RZhD)がパイプライン開通後も一定の原油輸送を担うことが確実になった。
ロスネフチの輸出部門責任者、ディミトリ・ボグダノフ氏は、アジア向けパイプラインの初期段階で供給される以外の原油は、鉄道で太平洋側に向けて輸送されると述べた。
同パイプラインは中国との国境付近のスカバラディナまで建設される予定。同パイプラインからは日量60万バレルの原油が供給される見込みだが、中国への供給はこの半分になる。
ロシア鉄道はプーチン大統領の側近ヤクーニン氏が経営幹部を務める。ヤクーニン氏は、2008年のパイプライン建設後もアジアへの原油供給に現在の鉄道による輸送を維持することを求めてきた。
新設パイプラインはロシア国営パイプライン運営会社トランスネフトによる事業で、ロスネフチが主に利用することになっていた。トランスネフトはこの件についてコメントを差し控えた。
[モスクワ 23日 ロイター]
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