中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は10日、中国が国内経済へのリスクを最小限に抑えるため、為替制度改革への漸進的な取り組みを維持していると述べた。フランクフルトで開催中の金融政策会合での討論会で語った。
周総裁は、為替政策のかなりの部分が国内労働者の失業を避けることを目的としていると指摘。「為替レートの改革への取り組みに段階的な方法をとっているのは、中国が通商関連セクターに非常に多くの労働者を抱えているためだ」とし、「われわれはこの点を考慮する必要がある。企業の事業閉鎖や破産、労働者のレイオフが大規模に、あるいは突然起こる事態を避けなければならない」と述べた。
「中国は国際収支を調整する一方で、国内経済を良好な状態に保つよう努めている」とも語った。
[フランクフルト 10日 ロイター]
(06/11/13 08:49)
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