ウィキペディア中国語版復活、敏感用語は検索できず

2006年11月18日 09時14分
 【大紀元日本11月18日】英国BBC放送中国語ネットによると、ウィキペディア百科事典の中国語版が中国で1年あまりにわたり閉鎖された後、11月16日に検索ができるようになったという。しかし、「六四天安門事件」などの中国共産党(中共)政権にとって政治的に敏感な言葉は検索できないという。メディアウォチャーの国境なき記者団(本部=パリ)はウィキペディアの中共に対する不屈の姿勢に賛同を示した。

 報道によると、アクセスができるようになったウィキペディア百科事典の中国語版は、政治と無関係の言葉なら、検索できるという。しかし、中共当局に禁止されている「六四天安門事件」などの言葉は依然として検索できない状態であるという。また、2005年10月に閉鎖されたウィキペディア百科事典を、中共当局は何故回復させたのかについては不明であるという。

 一方、言論・報道の自由を擁護する国境なき記者団(本部=パリ)は、中共当局の強権に対して、ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズ氏は辛抱強く待つ方法を取ったことに賛同した。このことから、外国企業であっても、自身の立場を堅持していれば、北京当局も最終的に譲歩せざるを得ないとの見解を示した。

 国境なき記者団は、中共当局は現在理論よりも実行を先行する姿勢を示しており、大陸のインターネットに外国企業の参加を望んでいることから、米企業は中共当局との間に話し合う余地がまだあるとの意見を示した。

 中共当局はこれまでにインターネットに対して検閲を行い情報統制しており、中共政権にとって政府の転覆を促す情報や、または、不利であると思われる情報はすべて封鎖されている。

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