■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/11/html/d33597.html




ブッシュ米大統領、イラク政策で方向転換の可能性を示唆

 ブッシュ米大統領は9日、中間選挙で民主党が上下両院の過半数を制したことを受け、議会の民主党指導部と会談し、相違点を認めたうえで、協力して問題に取り組んでいくと表明した。これにより大統領がイラク政策でより懐柔的なアプローチを取る可能性がでてきた。

 大統領は、下院議長に就任する見通しのペロシ民主党院内総務や、ホイアー同副院内総務らと会談し、中間選挙が終わり、米国が抱える問題に真剣に取り組むときが来たと強調した。

 ペロシ氏は「下院議長としてのわたしの責務は、民主党だけではなく下院全体を代表することだと理解している」と述べた。

 大統領はまた、閣僚会議の後「テロリスト撲滅や、イラクの民主主義政府樹立を成功させるというわれわれの目的達成につながるいかなる提案にも耳を傾ける」と述べ、イラク政策の方向転換について前向きな姿勢を示した。

 大統領は前日、ラムズフェルド国防長官の辞任を発表した。後任になる見通しのロバート・ゲーツ元中央情報局(CIA)長官は、イラク問題についてより柔軟な対応を取るとみられている。

 民主党は、イラク駐留米兵の死亡者数増加やイラクの治安悪化を受け、ブッシュ大統領にイラク政策の方向修正を強く迫る方針を明らかにしている。

 [ワシントン 9日 ロイター]