欧州委員会は18日発表した四半期報告の中で、ユーロ圏の成長見通しは依然として力強いが、2007年はドル安、ドイツにおける付加価値税(VAT)の引き上げ、世界的な需要減速により鈍化するだろう、との見通しを示した。
2006年のユーロ圏の成長率は2.6%になるとの見通しを示し、従来予想を据え置いた。2007年については潜在成長率前後の水準まで鈍化するとの見方を示した。
欧州委員会は11月に、2007年の成長率が2.1%になるとの見通しを示している。
2005年の成長率は1.3%だった。
同報告は「成長見通しは依然として力強い。ユーロ圏経済は主に内需主導で成長しており、景気拡大が自律的なものとなったことを示している」と述べた。
今後の見通しについては「ドイツでのVAT税率引き上げ、最近のドル安、特に米国をはじめとする世界的な需要減速による一時的な影響を反映し、2007年の成長はやや減速しそうだ」と指摘した。
さらに、最近の対ユーロでのドル安は欧州の輸出業者に大きな痛手を与えるとは考えられず、世界的な不均衡の秩序だった是正に寄与する、との見方を示した。
ユーロ圏の金利については、2005年12月以来以降の一連の利上げが「中・長期的なインフレ期待を抑制することにつながる」としながらも、依然として比較的低い水準にあるとの認識を示した。
[ブリュッセル 18日 ロイター]
(06/12/19 08:34)
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