米通商代表部(USTR)のシュワブ代表は、中国の世界貿易機構(WTO)加盟から5年が経過した現在、中国の経済・構造改革の推進力が勢いを失っている兆候がみられるとの懸念を表明した。
シュワブ代表は、11日付の英フィナンシャル・タイムズ紙に寄稿し、中国にWTO加盟時の公約を実施させるためには、米国は貿易紛争に訴えることも辞さないと指摘。そのうえで、「過去1年間を振り返ると、中国の改革気運が衰え始めた兆候がみられる」と指摘。「中国では、一段の市場開放に反対する声が次第に高まっており、特に省レベルでの当局による介入が増加している」と警告した。
同代表は、今月14─15日にポールソン米財務長官らと共に訪中し、米中の「戦略経済対話」に参加する。
[ロンドン 11日 ロイター]
(06/12/11 18:10)
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