ロシアのガス独占企業ガスプロム(GAZP.MM: 株価, 企業情報 , レポート)は21日、サハリン沖の資源開発事業「サハリン2」を進めてきた国際石油資本のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報 , レポート)、三井物産(8031.T: 株価, ニュース , レポート)、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース , レポート)の3社から権益の半分を74億5000万ドルで取得することで合意した。4社はロシアのプーチン大統領との会談後、共同声明を出した。
ガスプロムは権益取得に当たって現金を支払い、取得後はサハリン2の経営主導権を握ることになる。
シェルは引き続きサハリン2の経営に加わり、技術顧問を務める。日本、韓国、米国に液化天然ガス(LNG)を輸出する既存の契約は、予定通り2008年夏から実施される。
譲渡後のシェル、三井物産、三菱商事の保有株式は半分になり、全体での保有比率はそれぞれ27.5%、12.5%、10%。
シェルの担当者はロイターとオランダの通信社ANPに対し、今回の売却が同社の保有する石油・ガス埋蔵量に影響を及ぼす見通しである点を認めた。
[モスクワ 21日 ロイター]
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