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10月14日、米国のポールソン財務長官は中国の経済改革は加速が必要との考えを示す。代表撮影(2006年 ロイター/Frederic J. Brown)

中国は経済改革を加速させる必要ある=米財務長官

 米国のポールソン財務長官は14日、世界は中国の動きにしびれを切らしており、中国は経済改革を加速させる必要がある、との考えを示した。

 米中経済戦略対話のために訪中している同長官は、1日目の協議終了後に同行記者団に対し「中国は巨大な経済大国であり、特に米国をはじめとして、世界はしびれを切らしつつある。そのため、彼らは改革を加速させる必要がある」と述べた。

 この日の協議については「生産的な情報の交換が行われた」とコメントした。

 また、中国の呉儀副首相が、米国は中国が進めている経済改革をもっと理解する必要があると語ったことに同意する考えを示しながらも「多くの理解が進んでいる。彼らはペースを加速させる必要があるだけだ」と述べ、「為替の柔軟性や知的所有権などの問題については、理解が不足していることはない」と指摘した。

 さらに、わずか2日間の協議で、具体的な合意が発表されると期待するのは妥当ではないとして、「われわれが協議している問題は、非常に基本的で長期的なものだ」と述べた。

[北京 14日 ロイター]

 (06/12/15 08:03)  





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