■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/12/html/d35664.html



12月4日、フィリピンの台風被害は死者1000人に達する恐れも出てきた。3日撮影(2006年 ロイター/Joseph Agcaoili)

フィリピンの台風被害、死者1000人に達する恐れ

 フィリピン中部を1日に襲った台風21号による被害は、死者数が最大で1000人に達する可能性が出てきた。同国の赤十字当局者が4日明らかにした。

 それによると、一連の泥流被害による死者はこれまでに425人が確認されており、行方不明者は600人近くに上るという。これを受け、同国のアロヨ大統領は国家災害事態を宣言した。

 首都マニラの南約320キロのマヨン山周辺の村落では、同国軍やスペインの救助隊による捜索作業が続く中、地元の赤十字当局者はロイターの取材に対し「被災地は広すぎて、すべての遺体を回収するのは非常に難航するだろう」と語った。さらに「死者はおそらく700人から1000人といった規模になるのではないか」との見通しを示した。

 今回の台風では、15万戸近くの家屋が損壊し、通信回線のほか田畑や灌漑(かんがい)施設も大きな被害を受けた。現在も多くの被災者が学校や教会などでの避難生活を余儀なくされている。

[ダラガ(フィリピン) 4日 ロイター]