■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/12/html/d70828.html



12月18日、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議は、北朝鮮が核兵器放棄をめぐり多くの要求を提示して始まった。写真は平壌の空港関係者(2006年 ロイター/Lee Jae-Won)

6カ国協議再開、北朝鮮は核兵器放棄めぐり多くの要求提示

 北朝鮮の核問題に関する6カ国協議は、北朝鮮が核兵器放棄をめぐり多くの要求を提示して始まった。これに対し米国は、忍耐が限界に近づいていると警告した。

 北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官は会合の基調演説で、核実験に対する国連の制裁と米金融政策の解除を要求。さらに、核計画の放棄の条件として、民間のエネルギー需要を満たすための軽水炉提供や完成までの代替エネルギーの提供を求めた。

 これに対して米首席代表のヒル国務次官補は、米政府の「忍耐は限界に達した」と警告。さらに北朝鮮は岐路にたたされており、譲歩が必要だとして「われわれには問題から逃れる選択肢はない。何らかの結果が必要だ」と述べた。

 予定されていた米朝の個別会談は開催されなかった。

 米国は、北朝鮮が2005年9月に原則合意した共同声明の実施に向け、具体的措置をとることを要求している。同声明では、北朝鮮への支援と安全の保証と引き換えに核兵器を放棄するが明記されている。

 これに対して北朝鮮の金外務次官は、米国と国連の制裁が解除されなければ声明の履行は検討しない、と主張した。

[北京 18日 ロイター]