印刷版   

 2月20日、英BBCは、米国がイランに対する予備的な攻撃計画として、イランの核施設だけでなく、同国の大半の軍事インフラを空爆対象とする計画をまとめたと報じた。写真は昨年12月、記者会見に出席したイランのアハマディネジャド大統領(2007年 ロイター/Raheb Homavandi)

米国による「イラン攻撃計画」が明らかに=英BBC

 英BBCは19日、米国がイランに対する予備的な攻撃計画として、イランの核施設だけでなく、同国の大半の軍事インフラを空爆対象とする計画をまとめたと報じた。イランの空軍基地、海軍基地、ミサイル施設、指令部や官制センターが攻撃対象になるとみられている。

 米国は、攻撃は計画しておらず、イランがウラン濃縮を停止するよう説得を続ける、と主張している。

 ただ、複数の外交関係者はBBCに対して、予備的な計画として、フロリダの米中央軍トップがすでにイラン国内の攻撃対象の選定を終えたことを明らかにした。

 攻撃対象リストには、ナタンツのウラン濃縮施設、イスファハン、アラク、ブシェールの施設も含まれている。

 BBCの軍事特派員、フランク・ガードナー記者によると、攻撃の引き金になり得るのは、イランの核兵器開発が確認された場合か、イラクに駐留する米軍に大規模な被害を与えるような攻撃にイランが直接関与していることが明らかになった場合だという。

 [東京 20日 ロイター]

 (07/02/20 13:42)  





■関連文章
  • イラン南部で爆弾が爆発、18人が死亡=国営通信(07/02/15)
  • 6カ国協議終了、北朝鮮は60日以内に核施設停止へ(07/02/14)
  • イラン、試射したミサイルは「大規模な軍艦」を撃沈可能(07/02/09)
  • イラン最高安保委事務局長、独で西側当局者と会談へ(07/02/08)
  • イランに対する攻撃、誰も計画していない=英首相(07/02/07)
  • イラン、ウラン濃縮に向け遠心分離機328基を設置=外交筋(07/02/06)
  • 専門家ら:2度目の日中戦争はあり得るか(07/01/31)
  • 北朝鮮、イラン核開発を支援との観測を否定(07/01/29)
  • イラン、IAEA査察官38人の受け入れを拒否(07/01/23)
  • ロシア、イランに地対空ミサイルシステムを供給=国防相(07/01/17)
  • 米軍がイラク北部にあるイラン政府事務所を強制捜査、多数を拘束=テレビ(07/01/12)
  • イランと北朝鮮の金融面でのつながり、ミサイル技術拡散の恐れ=米財務省(07/01/10)
  • イスラエル軍、イランの核施設に対する爆撃を計画=英紙(07/01/09)
  • 安保理決議は無効、核開発は継続する=イラン大統領(07/01/03)
  • イラン通信:イランと中国、天然ガス田共同開発を発表(06/12/28)