北朝鮮が秘密裏にウラン濃縮計画を進めていると疑惑が持たれている問題で、専門家が、米国はこの疑惑が事実かどうか再度検討すべきとの見解を示した。この疑惑は以前からあったもので、北朝鮮核問題の解決にとって障害になる可能性がある。
最近北朝鮮を訪問した科学・国際安全保障研究所(ISIS)のデービッド・オルブライト所長は記者会見で、この問題は米情報機関がイラクは秘密裏に核兵器開発を企てているとの誤った結論を出し、イラク戦争につながった「大きな失敗例」と似ていると指摘。
その上で、こうした疑惑を裏付ける最新の根拠が見つかっていないほか、北朝鮮がその種の工場を建設していない可能性があると強調。オルブライト所長は「またしても証拠不十分のケースになる可能性がある。この種の問題はとっくに解決されていなければならない」と述べた。
しかし、ある米当局者はロイターに対し、「北朝鮮が工業規模の(濃縮)プログラムを進めようとしていること示す有力な証拠がある」と述べている。
米国は2002年の協議で北朝鮮がウラン濃縮プログラムがあると認めたとしているが、北朝鮮はその後、そうしたプログラムの存在を否定している。
[ワシントン 21日 ロイター]
(07/02/22 16:27)
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