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中国が必要な外貨準備は6000─7000億ドル=全人代常務委副委員長

 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会の成思危副委員長はロイターに対して、同国が必要な外貨準備は6000億─7000億ドルに過ぎず、現在の1兆ドルを超える準備高は過大、との見方を示した。必要を上回る部分については海外に投資するか輸入の拡大に利用すべきとしている。

 同副委員長はまた、人民元の急激な上昇を期待するのは非現実的と述べ、人民元相場が急速に上昇する可能性を否定するとともに、中国の株式市場は過去1週間の調整にもかかわらず、まだバブル状態にあるとの認識を示した。

 同副委員長は2006年末時点で世界最大の1兆0660億ドルに達した中国の外貨準備について「さまざまな調査結果によると、1兆ドルは過大というのがコンセンサスだ。ただ、結論はさまざまで、6000億ドルに維持すべきとの意見もあれば、7000億ドルにすべきという人々もいる。われわれの調査も同様の数値を示している」と述べた。

 同副委員長の地位は副首相と同格だが、金融問題に関して実質的な権限は持っていない。ただ、株式市場や海外の企業買収まで幅広い事柄に関して意見を表明することで知られている。

[北京 7日 ロイター]

 (07/03/07 16:32)  





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