米カリフォルニア州の山火事「トーマス」、史上3番目の規模に

2017/12/18
更新: 2017/12/18

[ベンチュラ(米カリフォルニア州) 16日 ロイター] – 米カリフォルニア州で猛威を振るう山火事「トーマス」が16日、同州史上3番目の大規模火災となった。強制避難により周囲はゴーストタウンと化し、一部エリアには大雪のように灰が降り積もってる。

山火事が発生した12月4日以降、1000棟以上の建物が焼失。1万8000棟以上が脅威にさらされている。

消火活動に当たっている消防士は約8500人。約1000台の消防車と32機のヘリコプターが使われている。

16日には強風による影響を考慮し、サンタバーバラ郡の一部で新たな避難命令が発令された。

山火事により、学校や道路が閉鎖されたほか、数十万人が避難を余儀なくされた。

消火活動にかかった費用は16日夕方時点で総額1億1000万ドル以上となっている。

Reuters
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