人心を見る

2007年04月18日 18時14分
 【大紀元日本4月18日】温首相の国会演説が行われた4月12日、国会の外では各団体や集団がそれぞれの訴えをスローガンとして掲げたが、中国で迫害を受けている気功「ファールンゴン(法輪功)」の学習者らの集団は、「歓迎 温家宝」という横断幕を掲げた。

 国会の外で掲げた法輪功関係者の横断幕は「温家宝を歓迎。江沢民、羅幹、劉京、周永康を厳しく裁く」というもの。

 日本法輪大法学会の鶴薗雅章代表は「わたしたちは、政治に参与するものではない。法輪功への迫害に抗議するのであって、中国そのものに反対しているのではない。『歓迎』という言葉は、温家宝個人の心に呼びかけたもので中国共産党に対するものではない。従って、首相の肩書きはない。温家宝は法輪功への迫害には賛成しておらず同情を示していると聞いている」と述べた。

 同代表はまた「私達は、一人一人の方の法輪功に対する態度、つまり個人の心『人心』を重くみている。糾弾すべきは実際に迫害に参与したものたちだ。この横断幕のメッセージを通じて、中国大陸の厳しい環境においても法輪功に対して公平な立場を持つ正義感ある人たちを勇気づけられればと考えている」と説明した。

 迫害が始まる1999年7月以前は、中共上層部にも法輪功を愛好していたものが多かったという。

 中国大陸で実際に自身が迫害を受けた者のほか、家族や兄弟が収容所に入れられ、拷問を受けたり、強制的に重労働に従事させられていることから、学習者らの迫害停止の願いは切実だ。

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