オハイオ州知事、危険人物からの銃一時没収提案 乱射事件受け

2019/08/07
更新: 2019/08/07

[6日 ロイター] – 米オハイオ州のデワイン知事(共和党)は6日、危険と判断される人物から当局が銃器を一時的に没収することを可能とする「レッドフラッグ(危険信号)」法の導入を提案した。

同州デイトンで週末に発生した銃乱射事件で9人が犠牲となったことを受け、市民から銃規制に向けて行動するよう圧力が高まっていることが背景。

銃規制擁護団体ギフォーズによると、レッドフラッグ法は米17州とワシントンDCで施行されているが、野党・民主党の支持基盤州が中心となっており、共和党が州議会上下両院の過半数を占めるオハイオ州でレッドフラッグ法が成立するかどうかは不透明だ。

デワイン知事は、銃規制強化に反対する全米ライフル協会(NRA)から支持を受けている。

Reuters
関連特集: 国際