京杭大運河の汚染、周辺村民に癌患者急増

2007年04月18日 08時55分
 【大紀元日本4月18日】河北省及び山東省の境にある京杭大運河の北段の汚染が近年深刻となっており、当地メディアの調査によると、大運河の周囲にある大部分の村落の飲用水が深刻に汚染されていることが明らかとなった。河北省東南部の村では、近年ガン患者の数が大幅に増加しており、過去2年間で、6人がガンで死亡、うち最年少の者は、わずか37歳であった。

  香港「星島日報」の報道(14日)によると、故城県呉夏庄村においては、ガン患者が増加を続けているが、その南のさほど遠くないところに京杭大運河がある。

  ガンを患っている呉存端(52)によると、420人余のこの小さな村で、過去数年間で、既に20人余りがガンに罹っており、発ガン率が、大運河附近のどの村よりも高くなっているという。

  村民が比較を重ねた後に発見したこととして、他の村との唯一の違いは飲用水にあり、他の村は地下200-300mから採取した深いところからの井戸水を飲用しているが、彼らが飲用しているのは、20-30mからの浅いところからの井戸水であり、井戸の水位が、常に運河の水の量に応じて変化する。

  呉さんは、発病前、隣家の井戸水を飲用していた。この井戸水を汲み上げて長時間太陽に晒すと黄色く変色し、この井戸水を飲んで、既に彼を含めて2人がガンに罹っている。発病を避けるため、多くの村民が飲用水の購入を始めている。

  政府の資料によると、衡水区の井戸水の8割が汚染されており、邯鄲地区の井戸水は淀んでいて水に砂糖を混ぜることでようやく子供に飲ませることができる。廊坊則は、当地に鉄鋼業が大量に進出し、工場が廃水を直接垂れ流しているため、運河の水と井戸水が深刻に汚染されている。

 

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