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4月9日、内閣府が発表した3月の景気ウォッチャー調査では現状判断DIが5カ月ぶりに50を上回る。写真は昨年9月、都内の駅で撮影(2007年 ロイター/Kiyoshi Ota)

現状判断DI、5カ月ぶりに50上回る=3月景気ウォッチャー調査

 内閣府が発表した3月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DIが50.8となり2月の49.2から上昇した。横ばいを示す50の水準を5カ月ぶりに上回った。2、3カ月先を見る先行き判断DIは51.3となり、2月の52.1から低下した。横ばいを示す50の水準を3カ月連続で上回った。

 内閣府は、3月の景気ウォッチャー調査の判断を「景気は回復が緩やかになっている」に据え置いた。

 現状判断DIの前月比改善には、家計動向、企業動向、雇用関連のすべてが貢献した。

 家計動向改善については「今月は衣料品、住居商品、食品ともに前年をクリアしている。特に衣料品は入園式、入学式用の婦人のフォーマルを中心として伸びている」(北関東・スーパー)、「ゴールデンウィークの先行受注状況が良い。昨年は一泊だった客が二泊するなど、財布のひもが少し緩んでいる」(近畿・旅行代理店)などの声があった。

 企業動向改善では「建設機械関連の仕事を中心に、全体の量も増加傾向にある」(北関東・一般機械器具製造業)、雇用関連改善では「中途を含め、採用媒体の問い合わせが増えている」(中国・求人情報誌製作会社)などの指摘があった。

 
[東京 9日 ロイター]

 (07/04/09 15:05)  





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