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中国はインフレや投資再燃リスクに直面、景気過熱防ぐ必要=人民銀行

 中国人民銀行は、10日発表した第1・四半期の金融政策報告の中で、過剰流動性を吸収するため公開市場操作や預金準備率の引き上げを活用し、景気過熱を防いでいくとの方針を示した。

 人民銀行は、中国は依然としてインフレや投資再燃のリスクに直面していると指摘。

 人民元相場については、上昇ペースを加速させるよう求める圧力が高まっているにもかかわらず、基本的に妥当な水準での安定を維持していく考えをあらためて表明した。

 さらに、巨額の対外収支黒字を縮小するためには、積極的な為替政策を取るよりも、消費を拡大することがカギになる、との考えを示した。

 また、外貨準備を積極的に運用する考えを示していることについては、運用先を多様化する上で、大量のドル建て資産を売却するつもりはない、と述べた。

[北京 10日 ロイター]

 (07/05/11 12:37)