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U2のボノ、G8でアフリカ支援を再度呼び掛けへ

 人気ロックバンドU2のボーカルで活動家としても知られるボノさんが15日、先進各国はアフリカの貧困救済へ向けた支援を約束通り行っていないと批判した。18日から独ポツダムで開かれる主要8カ国(G8)財務相会合では、各国の閣僚にあらためて「アフリカ支援」を思い出させるとしている。ロイターが行ったインタビューで述べた。

 ボノさんは、2年前のグレンイーグルズ・サミットでアフリカ支援を約束したG8各国(日本、米国、カナダ、英国、ドイツ、イタリア、ロシア、フランス)が、「信頼性の危機」に直面していると指摘。2010年までに対アフリカ支援額を倍増させるなどの合意を忘れてはならないと話した。

 ボノさんが中心となって設立されたアフリカ支援団体DATAの報告によると、G8の対アフリカ支援金は2004年時点から23億ドル増加しているが、グレンイーグルズ・サミットでの合意(54億ドルの増額)を大きく下回る。

 ボノさんは「世界の人々は約束がどう守られているかを詳しく知りたがっていることは、G8も分かっているはずだ」と語った。

[ワシントン 15日 ロイター]

 (07/05/17 11:04)