【大紀元日本6月7日】自殺はイスラエル人の死亡原因の第2位だが、イスラエル人は家族を非常に大切にする民族で、当地で信仰されるユダヤ教は自殺を認めていない。この宗教信仰に加え親密な家族関係からイスラエルの自殺死亡率は欧米に比べて低く、わずか半数にすぎない。中央社が報じた。
イスラエルの死亡原因としては交通事故が第1位を占めており、自殺は第2位。このことから言えば、イスラエル人の自殺者数とその比率は決して低いとは言えないだろう。しかし、毎年の自殺者平均数は約400人で、10万人に6〜8人の死亡率で、世界平均値よりは低い。これに比べ、欧米では10万人に14人が自殺で命を絶っている。
イスラエルで行われた12年間の研究報告では、自殺者の年齢層は主に20〜29歳が最も多く、18・6%を占めている。次が30〜39歳で16・9%、10〜19歳の青少年の自殺者は9・1%で他の先進国よりも低い割合である。
報告では自殺者の中で既婚者の比率は40・7%、独身者は31・9%。イスラエル衛生当局スポークスマン・ヤコブスによれば、ここ数年の自殺者は75歳以上の老人が最も多く、さらに男性に比べ女性の自殺者が2〜3倍も多いという。
自殺予防・治療方面においてはイスラエルには多くの民間組織や機関が存在し、自殺志願者をケア、サポートし彼らが死路へ向かうことを防いでいる。自殺志願者はこれらの組織に電話をし、助けを求めることができ、またインターネット普及により、現代では救いを求める志願者たちのために多くのサイトがあり、自殺防止に協力している。
イスラエル軍では服務中の兵士が自殺する割合が高く、自殺者全体の70%を占めており、家族と軍を悩ませている。このため軍では特別指導グループを作り、効果を上げたという。ここ2年間の18〜21歳の自殺者はすでに過去の年間平均30〜40人から20数人にまで減少させることができた。
自殺の方法としては男性の取る最も多い方法が首吊り、次が銃の使用、3位が飛び降りとなっており、女性は飛び降りが1位、首吊りが2位で銃の使用は3位となっている。
(07/06/07 09:05)
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