人材コンサルティング会社マーサーが毎年実施している世界主要都市の物価調査によると、外国人にとって最も生活費がかさむ都市は、昨年に引き続きモスクワとなった。
2位は小差でロンドン。ロンドンは、米ドル安などを背景に3ランク上昇した。3位はソウル。
マーサーのコンサルタントによれば、米ドル安やユーロ高など、昨年からの為替変動を反映して、今年はランキングに大きな動きが出たという。
日本の都市では、東京が1ランク下がり4位、大阪は2ランク下がって8位だった。
同調査は、家賃や交通費、食費、衣料費、娯楽費など200以上の項目を比較。ニューヨークを基準として世界143都市の物価をランク付けしている。
ファストフードのハンバーガーが最も高かったのはコペンハーゲン、最も安かったのは北京。コーヒー1杯が最も高いのはモスクワ、安いのはブエノスアイレスだった。
[ロンドン 18日 ロイター]
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