人権弁護士・高智晟氏、国際人権賞を受賞

2007年07月02日 02時25分
 【大紀元日本7月2日】中国の人権弁護士・高智晟氏が2007年度のブルーノ・クライスキー人権賞(Bruno-Kreisky-Preis)を受賞した。ナチスから人権迫害を受けていたオーストリアのブルーノ・クライスキー元首相の名前で命名されたこの人権賞は、2年に1度表彰が行われ、今回は13回目になる。6月27日、ブルーノ・クライスキー基金の主催で、ウィーンの国立図書館で授賞式が行われた。高智晟氏本人は受賞式に出席できなかった。

 新唐人テレビの報道によると、高智晟弁護士は中国当局の妨害により、中国から出国できないため、授賞式に参加できなかったという。同時に受賞されたのは、オーストリアの反人種差別団体「ザラ」の代表。国連の人権特派員や、国連の拷問問題特別調査官、オーストリアの法学教授ノッワーク氏が受賞式に出席した。

 アムネスティ・インターナショナルのオーストリア支部の責任者ハインツ・バゼッルト(Heinz Patzelt)氏はスピーチの中で、高智晟弁護士は同人権賞の最も相応しい受賞者であると強調し、「いま、同弁護士は自宅に軟禁され、24時間の監視を受けているが、彼は中国の最も勇敢な人権弁護士である」と讃えた。

 ブルーノ・クライスキー賞の趣旨は、人権問題への貢献を奨励するだけではなく、人権活動家を保護し、迫害を制止する目的もある。今年9月には、2度目の受賞式が行われる予定。関係者は、高智晟弁護士と家族が9月の受賞式に参加することに期待を示し、このような方式で同弁護士への支持を表明したいという。

 同時に表彰された国連の拷問問題特別調査官、オーストリアの法学教授ノッワーク氏はスピーチで、この人権賞はオーストリアの最も重要な人権賞と述べ、「中国国内をカバーする新唐人テレビの衛星放送を通して、高智晟弁護士に祝福の意を表したい、近い将来に、ウィーンで自らこの重要な人権賞を受け取るのを願っている」などと語った。

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