生命のなぞを探求する気功と武術の達人(そのⅣ)

2007年07月08日 08時00分
 【大紀元日本7月8日】李有甫氏は、中国武術の名人である陳盛甫氏、陳済生氏の愛弟子で、かつて、1982年全国民族スポーツ大会の武術チャンピオン獲得者であり、元中国人体科学研究センターの副研究員(准教授)で、中国の伝統医学と気功の領域の有名人であったが、現在は、普通の法輪功学習者になっている。彼の歩んできた求道の道は、実に生命のなぞを探求する道でもある。

修煉大法を求める長年の探求

 長年の修行を積み重ねてきた李有甫氏は、中国の気功と武術の分野でかなりの知名度を得て、さまざまな功能(超能力)も得られた。しかし、李有甫氏はこれらのものに満足を感じておらず、かえって、自分が探しているものがなかなか見つからないことに悩んでいた。これについて、李有甫氏はかつて次のように語ったことがある。

 「私は漢方医学、道家修煉法、佛家修煉法の本をたくさん読みましたが、きっと、もっと高いレベルの修煉の道があるはずだと感じていますが、なかなかその道が見つかりません」。

 「超能力の研究を通じて、別の空間が確かに存在していることが分かり、宗教の中に言われていた佛、道、神が確かに存在していることも分かりました。そして、私はさまざまな宗教修煉方式を研究しましたが、本の中に書かれたものにしたがって修煉しても、なかなか向上できませんでした。私は諦めずに本当の修煉大法を探し続けました」。

大法に出会い、喜びで涙がこぼれた

 李有甫の苦労は無駄ではなかった。1996年に48歳の彼は、やがて高次元の修煉大法に出会った。

 1996年、李有甫氏は友人のところで、一冊の本を手にした。それは法輪功の指導著作『転法輪』であった。この本の奥深い内容に深く感銘し、やっと真の修煉大法に出会ったと思った彼は、嬉し涙がこぼれた。当時の心境に関して、李有甫氏は次のように語った。

 「私ははじめに『転法輪』をいただいた時、一気に全書を読み終えました。読みながら、涙が止まらずこぼれました。48歳の私は、自分の感激の気持ちを抑えることができませんでした。これこそ私が半生をかけて探していた修煉大法であると感じました。そのとき、私は突然大事なことが分かりました。つまり、私の今までの経験は、すべて今日法輪功を理解するために準備されたのだということでした」。

 法輪功を修煉する前、李有甫氏はずっと頭痛に悩まされていた。彼はそれまでの修行によって得た功能で、数多くの難治性疾患の患者を治したにもかかわらず、30年余り自分を煩わせてきた頭痛の問題をずっと解決できなかった。しかし、この30年来の持病は、法輪功を修煉してから、間もなく根治された。彼は、大法の奥深い法理だけではなく、その素晴らしい健康促進効果にも深く感銘を受けた。

大師から再び一弟子になり、法輪功の修煉に専念

 法輪功に出会う前に、李有甫氏はすでに国内外で「気功大師」の名号があった。法輪功を修煉してから、彼ははじめて自分の真実のレベルが分かり、「大師」の名号を捨てて、普通の一人の法輪功学習者(弟子)になった。

 法輪功を真に修煉するためには、20年間練習してきた「太極拳」、「遊身八卦掌」、「迷魂掌」などの気功を放棄しなければならない。これは、李有甫氏にとって一つの心の試練であった。しかし、法輪功の勉強を通じて、太極拳などの功法には、練習法は残されているものの、次元の向上に必要な「心法」が失われていることが分かった彼は、「私は真理を探求しているから、本当に宇宙の真理を掲示した修煉法に専念するためには、今までのものを捨てても惜しくない」と決心して、法輪功の修煉を専一にした。

(全文完)

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