米アラバマ州オレンジビーチで、11歳の少女が時速160キロで車を運転した揚げ句に横転事故を起こし、飲酒運転で警察に捕まるという事件があった。
パトカーに備え付けられたビデオカメラには、大破した車に近づいて中をのぞいた警察官の驚く様子などが録画されている。
現地紙によると、パトロール中の警察官がスピード違反の「シボレー・モンテカルロ」を発見し、運転手に停車するよう合図したものの、車はさらにスピードを上げ、横転して止まるまでに最高で時速160キロを出していたという。
車を運転していた少女はフロリダ州出身。病院でけがの手当てを受けた後、身内に引き取られた。
車は少女の親せきの所有物であることが判明しているが、警察は少女がアルコールをどこで手に入れたかを捜査中。同乗者は居なかったが、少女の血中アルコール濃度は成人が運転可能な上限数値を超えていたという。
[マイアミ 6日 ロイター]
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