中国北東部:遼寧・吉林・内モンゴルで、干ばつ拡大

2007年07月03日 09時49分
 【大紀元日本7月3日】中国関係当局によると、中国大陸東北部の遼寧・吉林・内モンゴルなどの地区では高温と干ばつが続いているため、6月末まで、遼寧・吉林だけで少なくとも503万2千人が被害を受け、236万人が飲用水不足の状態。干ばつにより耕作できない農地は約525万ヘクタールで、農業における直接経済損失は15億4千万元(約237億1600万円)に上るという。

 中国気象局予測災害予防局の宋連春・局長は7月2日、北京で開かれた記者会見で「6月1日より26日まで、遼寧・吉林・内モンゴル東部でほとんど降雨がなく、高い気温に伴い、これらの地区の干ばつ被害が拡大し、一部の地区は深刻な状況である」と発表した。

 中国中央気象局の予測によると、これから先の一週間は、中国大部分の地区において、程度こそ異なるが降雨があると予測されているが、黒龍江省および内モンゴル東北部などの地区は、降雨が少なく、干ばつが続くと警告されている。

 一方、中国水利部が7月2日に発表した2006年水利発展統計広報によると、昨年において、干ばつによる全国被害農地面積は2738万ヘクタール、一般被害面積は1341万ヘクタールで、地区・都市における3578万人が一時的に飲用水不足に陥ったという。

 また、豪雨・洪水による昨年の全国水害面積は1522万ヘクタールで、被害を被った面積は5592ヘクタールだった。

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