中国臓器狩り、「紛れもなく起きている」=CIPFG北米分団団長

2007年08月31日 00時02分
 【大紀元日本8月30日】2007年8月9日に人権聖火はギリシャ・アテネで点火されて、世界各国をめぐり、人権聖火リレーが始まった。国際人権弁護士デービッド・マタス氏および元カナダ閣僚デービッド・キルガー氏による、法輪功学習者を狙った臓器狩りの告発を検証した報告書が、今回の活動のきっかけだった。人権聖火リレー発起人の1人で、「法輪功迫害真相連合調査団連盟(CIPFG)」北米分団のクライブ・アンスレイ団長は、本紙のインタビューで、臓器狩りは紛れもなく中国で起きていると強調した。

 アンスレイ団長は、マタス氏およびキルガー氏が報告書で扱ったデータの信頼性を強調し、「中国政府以外に、誰1人として両氏の調査報告書を疑う人はいない」とし、「これまでの経歴からみて、両氏は非常に道徳原則があり、訓練に訓練を重ねた人物であるから、信頼できる」と語った。

 アンスレイ団長は、両氏は証拠を取り、調査および証拠分析においてよく訓練されているとし、また、両氏は独立した立場を取っていることから、提出されたものは疑いを差し挟む余地もないと分析した。

 アンスレイ団長は「西側で両氏を批判した人々は、その報告書を読んでいないからだ。私は最初から最後まで報告書をすべて熟読した。証拠が十分であることから、わたし自身、どのようにしても両氏と同じ結論を出してしまう」と強調した。

 アンスレイ団長は、中国の状況を理解している人なら、証拠を挙げる基本的原則を理解している人なら、類似案件において「確固たる証拠」を入手する難しさを理解している人なら、誰でも報告書に挙げられた証拠は十分であるとことが分かるのだと語った。

 マタス氏およびキルガー氏は「明らかに手術台の殺人事件は、そこで「煙が立っている銃(Smoking Gun)」という絶対的、反論できない事実を発見し、殺人が起きたことを証明することは有り得ない」と指摘している。例えば、手術室で事件が発生し、臓器が摘出され死亡した人がいたとして、仮に調査員が手術中に現れても、何が発見できるというのか。病院の手術室の中で絶えず患者が手術され、多くの血が流れ、臓器が摘出され、人は手術台の上で死んでいる。それは普遍的に起きていることであるから、何の証拠も見つからないのだ。

 一部の者は、北京政府は蘇家屯事件と同様に証拠をきれいに片付けることができると指摘した。蘇家屯は臓器狩りが発覚した最初の事件現場だった。事件の騒動で、3週間ほど経って、北京政府は米大使館調査員を蘇家屯まで招いた。調査員は事件発生を証明するような証拠はなかったとした。評論家は、北京当局は2~3週間の時間があれば、米調査員が来る前に、すべてをきれに片付け隠したはずだと指摘した。

 アンスレイ団長は、マタス氏およびキルガー氏は、中国語のできる者に臓器移植患者によそおわせ、直接に中国の病院に電話をし、法輪功学習者のドナーを指定した。すると、法輪功学習者の臓器はかなりあるという病院もあれば、現時点ではないから、持っている広州に問い合わせるよう勧める病院もある。また、ここにはないが、手配はできるという病院もおり、さらに、脳死患者の臓器ではなく、一般の生きている臓器提供者のものを使用していると強調する病院もあった。

 一部の中国病院はホームページで、2週間以内、しいては2点xun_ネ内で血液の組合せが適合する臓器を提供する内容まで掲載している。しかし、臓器狩り事件が暴露されてから、これらの多くのサイトが閉鎖された。西側社会で臓器移植を携わっている外科医は、生きている臓器提供者の安定した供給源がなければ、こんなに短い時間内で血液適合し、自らドナーになる提供者を見つけることは不可能だと指摘している。

 アンスレイ団長は「西側社会では自分の意思でドナーになる人は多いが、文化の違いもあり、中国人が自ら臓器提供者になることはこれまでに聞いたことがない。中国はこの世の中で、自らドナーになるものを見つけるのがもっとも難しい場所である」と指摘した。

 アンスレイ団長は、中国の病院が臓器移植手術数量を保持する唯一の方法とは、大量の臓器提供者がいることだとし、彼らの血液および筋肉組織型がデータベース化され、患者が現れれば、手順よく提供者を探し出すことができると分析した。また、提供者が生きている唯一の証が血液の照合だという。

 アンスレイ団長は、「これらの証拠は、実験室で化学反応やビデオで法輪功学習者の臓器が摘出されることを人目で分かるように証明できないが、理性と知恵のある人々が両氏の報告を読めば、臓器狩り事件は現在でも起きていることを理解できない人はいない」と強調した。

 クライブ・アンスレイ(Clive Ansley)は現役の弁護士で、「ローヤル・ライツ・ウォッチ・カナダ」の中国国家監督員を務め、40年間にわたりカナダおよび中国関係研究に関与した。同氏は、専門家として、カナダ・米および欧州各国の各級部門に対して、中国裁判所および司法体制方面の証言を提供している。アンスレイ氏は中国通で中国語も堪能。「法輪功迫害真相調査団連盟(CIPFG)」北米分団団長を務めている。


 
(記者・豊山総合報道)


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