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中国、2011年までにたばこ広告を全面禁止へ

 世界最大のたばこ生産・消費国である中国は、2011年までにたばこの広告を全面禁止する方針。国内メディアが28日伝えた。

 中国人は世界1の愛煙家と言われ、喫煙人口が3億人を超えるなど、たばこ市場が急拡大している。このため、世界中のたばこ企業が中国市場に注目する一方で、健康に与える悪影響が懸念されている。

 新京報は、たばこ規制団体幹部の発言として「中国は、たばこ広告の問題を真剣に受け止めるべきだ。中国はたばこの規制に極めて消極的で、最大の問題は、喫煙を取り締まる国家レベルの規制がないことだ」と報じた。

 中国はこれまでに、公共交通機関での喫煙を禁止しているが、飲食店など多くの公共の場では依然喫煙が野放し状態で、病院での喫煙も珍しくない。世界保健機関(WHO)は5月、中国がたばこを規制しなければ2020年までに年間220万人が死亡する事態に陥ると警告している。

[北京 28日 ロイター]

 (07/08/28 16:13)