1歳のラブラドールが忍耐と努力で7匹の子猫を育てる

イギリスで、捨てられた子猫たちを育てることにした、ご主人さまを手伝った1歳のラブラドールが、その優しさと献身さを称えられました。

捨てられた子猫は道端で発見され、動物救済団体「Battersea(バタシー)」に運ばれました。 子猫は生後2週間ほどで、7匹いました。 慈善団体の獣医が子猫を診察したところ、少しお腹を空かせていたことを除けば、健康状態は良好であることがわかりました。

子猫たちはまだ幼いので、世話をしてあげる必要がありました。 バタシーの看護師長であるレイチェルは、子猫たちを自宅に連れて帰りました。

生まれた子猫は、通常8週間ほど母猫と一緒に過ごします。 母猫は子猫に餌を与え、サバイバルスキルを教える必要があります。 この期間中に子猫が捨てられた場合は、母親の代わりに世話をしてあげる必要があります。

レイチェルは、生まれたばかりの子猫たちには、ボトルで栄養を与えたり、他のスキルを教えたりと、一日中手塩にかけて育てる必要があると言います。 子猫たちが自立したら、施設に戻して引き取ります。

そんな中、レイチェルの愛であるラブラドールのバーティは、子猫の世話を助けてくれました。

「バーティ自身は1歳を過ぎたばかりでまだ成犬になっていないのに、バーティが子猫の世話をする姿を、私はとても誇りに思っています。そして、バーティは非常に我慢強く、子猫たちを大切にしています」とレイチェルは語りました。

さらに「バーティのおかげで、子猫たちが自信に満ちた社交的な猫に成長しただけでなく、バーティは私をとても幸せにしてくれます」とレイチェルは言いました。

レイチェルとバーティは、子猫たちが自分で餌を食べ、トイレを使えるようになるまで、一緒に協力して世話をしました。
バーティは、かつてバタシーに住んでいました。レイチェルは次のように述べています。「バタシーに住んでいたとき、困っている他の動物を助けていた動物を見て、私はとても感動しました」

「子猫を手塩にかけて育てるのはとても素晴らしく、楽しいことです。子猫たちが脆弱な生命から、愛情ある家庭に入るまでに、自分の世話ができるようになり、個性を持った猫になるのを見ることができます。子猫たちがいなくなるのは少し寂しいですが、バーティと私が子猫たちに最高の人生のスタートを切らせてあげられたことに安堵しています」とレイチェルは語っています。

(翻訳編集:里見)