タンス預金の約40万元、シロアリに食べられる=中国広東省

2013/06/09
更新: 2013/06/09

シロアリに食い破られた紙幣(ネット写真)

【大紀元日本6月9日】中国南部の広東省仏山市に住む60代の女性は、自宅のタンスに保管していた約40万元分(約630万円)の紙幣の多くをシロアリに食べられてしまうという不幸に見舞われた。河北省のメディア・中国広播網が伝えた。

女性は、紙幣を銀行に預けずにビニール袋に入れて自宅のタンスに半年間、保管していた。今年4月、自宅の修繕をしようとしてお金を確認しようとしたところ、シロアリ被害に気付いたという。既に紙幣の多くが食い荒らされていた。

食い破られた約4000枚の100元札を銀行へ持っていったが、交換できたのは損壊の少なかった9万元分のみで、残りの31万元分は専門家による鑑定が必要だという。銀行の推計では、損失額は約6万元にのぼるそうだ。

(翻訳編集・森 豪太)
関連特集: