停電解消、ガソリン不足に対応=西日本豪雨被害で世耕経産相

2018/07/10
更新: 2018/07/10

[東京 10日 ロイター] – 世耕弘成経産相は10日、閣議後の会見で、西日本の豪雨被害に対し、停電解消の作業に努めるとともに、エアコン・仮設トイレを設置し、ガソリン不足に対応していくと述べた。

停電復旧作業により、6日朝のピーク時には約8万戸だった停電戸数が、けさの段階で約3500戸まで縮小したと述べた。残りは作業のため現場に入れるかどうかにかかっているという。

また、豪雨後の猛暑が続くなか、避難所に簡易エアコンを届け、さらに大きな業務用エアコンの設置を進めているとした。要請に応じ仮設トイレも設置しているという。

ガソリン・軽油不足には自衛隊の大型輸送船でタンクローリーを運ぶなどして対応する。

経産省は30人の職員を現場に派遣しており、世耕経産相は「職員が現場を巡回し、具体的ニーズを把握して、適切に支援を行っていきたい」とした。

Reuters
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