APEC豪州:世界各地から百団体、デモ行進

2007年09月11日 09時07分
 【大紀元日本9月11日】豪州APECの開催に伴い、世界各地から駆けつけた抗議する人々も、会場周辺を中心にそれぞれの活動を展開した。8日にシドニーにおいて最大のデモ行進および集会が行われた。警察側の統計によると、約百の各団体から集まった1万~1万5千人がシドニー市政府庁舎前からハイド・パークまでのパレードが行われた。

シドニーデモ行進現場(写真・紀芸)

デモ行進に参加された各団体はそれぞれ、横断幕やプラカードを掲げて行進し、ラッパや呼び子を吹きながら行進する者もいた。また、注意を引き寄せるために、鮮やかな服装で行進する者もいれば、抗議のスローガンを身に付ける者もいた。沿道に立ち止まってパレードを見物する沢山の民衆と、警備に当たる重々しい警察隊で、シドニーAPEC首脳会議初日の抗議活動はピークとなった。

自然環境保護団体の女性

自然環境保護団体の女性は通行人に資料を配布し、「我々が生活している環境は悪化しており、人々は地球の生態環境を破壊したために払った代償は、受けた利益より遥かに大きい。我々はこれまでに制止することを呼びかけ続けたが、国家権力を掌握している人々は真にこれらの問題を重視しなかった。長い目で見た場合、生態汚染は悪化している。この機会を通じてジョン・ハワードおよび21カ国の首脳に、我々の呼びかけが届くようにしたいし、現状は非常に懸念される」と訴えた。自然環境保護団体は今月に多くの活動とシンポジウムを開き、人々に自然環境保護を重視するよう呼びかけている。

ブリスベンから来たVicki Godfrey(女性)

クイーンズランドのブリスベンから来たヴィキー・ゴッドフレイさんたちは、1週間の休暇を取り、抗議活動に参加した。ゴッドグレイさんは、「我々は如何なる団体にも属さず、我々は自分たちを代表している。この月曜日に、私たちはキャンベラ戦争記念館前で抗議した。私自身はジョン・ハワード首相を信用しなくなった。彼が率いる政府に失望した。彼らは金銭のみ関心があり、婦女児童の権益、種族人権の権益にはまったく無関心だ。この政府は豪州の人々をだましている。幸いにますます多くの人がこれについて意識し始めたので、今年の選挙勝利者は決して彼ではない」と主張した。

Hereward Fenton氏は「米ドル」を配布する形で、情報を伝えている

豪州9・11真相運動団体もパレードに現れた。他の参加者とは違って、彼らは人々に「米ドル」を配っていた。紙幣には「9・11、1つのウソ」および「我々は神を信じる」と印字されている。ヒアワード・フェントン氏によると、同団体は9・11事件後に成立し、豪州支部は今年に設立したという。同団体は9・11事件の真相は隠されているとみており、ブッシュ大統領に対して抗議するために参加したという。

ガンディーの肖像を掲げたジョーンさん

一方、インド独立の父モハンダス・カラムチャンド・ガンディーの肖像を掲げ、パレードの終点ハイド・パークを往復に移動していたジョーンさんは、「私は個人の観点と考えを表すために来た。過去において、我々にはガンディー、マーティン・ルーサー・キングのような優秀なリーダがいた。彼らは平和、非暴力的理念を主張し、人類のために良い見本を樹立し、精神面において、人類に恩恵を与えた。しかし、今日、我々はこのようなリーダを見ることができない。これが我々にとって悲しいことだ。世界は暴力に満ちており。APEC会議に参加された指導者たちに、我々がどんなリーダを必要としているかを知らせに来た」と強調した。

12時30分が過ぎても、人々はハイド・パークから離れようとしなかった。

(記者・紀芸、翻訳/編集・余靜)


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