米国、関税警告中止も ドイツ車メーカーに提案=新聞

2018/07/05
更新: 2018/07/05

[ベルリン/フランクフルト 4日 ロイター] – 米国のリチャード・グレネル駐ドイツ大使は、欧州連合(EU)が米自動車関税を撤廃すれば、トランプ大統領はEU車への関税警告を止めると、ドイツ自動車メーカーの幹部らに伝えた。独経済紙ハンデルスブラットが4日、会合参加者の話として報道した。

同紙によると、会合は4日、ベルリンの米大使館で行われ、ダイムラー<DAIGn.DE>、BMW<BMWG.DE>、フォルクスワーゲン<VOWG_p.DE>の最高経営責任者(CEO)らが出席したという。

トランプ氏は先月、EU内で組み立てられた全ての自動車に対し20%の関税を課すと警告した。

米国は現在、EUからの輸入乗用車に2.5%の関税を課し、EUは米輸入車に10%の関税を適用している。

Reuters
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