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11月24日、オーストラリア総選挙では、ケビン・ラッド党首(写真)率いる労働党が、ジョン・ハワード首相の率いる自由党・国民党の保守連合に圧勝し、約11年ぶりの政権交代を実現した(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

豪総選挙は野党の労働党が勝利、約11年ぶりに政権交代

 [ブリスベーン 24日 ロイター] オーストラリアで24日に投開票された総選挙では、ケビン・ラッド党首率いる労働党が、ジョン・ハワード首相の率いる自由党・国民党の保守連合に圧勝し、約11年ぶりの政権交代を実現した。

 ラッド党首は「オーストラリアは未来に目を向けた。わたしはすべてのオーストラリア人のための首相になる」と勝利宣言を行った。

 一方、1974年の初当選以来、シドニー近郊のベネロン地区で議席を守り続けてきたハワード首相は、労働党が擁立した元テレビ局政治記者のマキシン・マキュー候補に敗北。オーストラリアで現職首相の落選は1929年以来のこととなる。 

 選挙アナリストのアントニー・グリーン氏は、下院の定数150議席のうち、労働党が最終的に80議席以上を獲得すると予想している。

 新首相となるラッド氏は、選挙期間中、新世代のリーダーであることを有権者に強く印象付けていた。イラク駐留豪軍の撤退や京都議定書の批准を公約に掲げており、米国との緊密な同盟関係の維持を表明しているものの、外交面ではブッシュ米政権と一定の距離を置くことになる。一方、中国語にも堪能なラッド氏は、中国やアジア各国との連携も深めていくとみられる。

 ブッシュ米大統領は、ラッド氏の勝利とハワード首相のこれまでの功績を称賛。ホワイトハウスは声明で「米国とオーストラリアは長期にわたって強固なパートナーかつ同盟であり、大統領は歴史的関係の継続に向け、新政権との連携を期待している」と表明した。

 (07/11/25 22:46)  





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