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労働は「?」のパートナー

 【大紀元日本11月19日】1948年に「勤労感謝の日」(勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日)が制定されました。戦前の11月23日は「新嘗(にいなめ)祭」として、瑞穂の国の日本の大王(おおきみ)=天皇が、稲の初穂を天神地祇(てんじんちぎ)に捧げ秋の収穫を祝い、それを嘗(あじわう)する祭儀でした。本来は11月の「卯の日」に行われていました。

 民間でも五穀や季節の野菜やお神酒をお供えして、神の恵みに感謝して収穫をお祝いする風習が定着していきました。今でも11月23日に全国の主だった神社(明治神宮など)や津々浦々を訪ねれば、新嘗祭の古式豊かな儀礼を垣間見ることができます。

 天と地が交配してもたらされる恵み=収穫物に感謝することが、祭礼の中心に置かれていました。水を引き苗床を鋤(す)いて神の恵みを受け留める神棚=稲田を清浄に管理することが、神々から負託された人間の労働でした。恵みと感謝のチャンネルを通じて神々と人々の交歓が行われることによって、地球の明日が回るのだと信じられていたのです。翌年の春に芽吹く種はその証でした。

 国民がたがいに感謝しあうことを重視する「勤労感謝の日」制定の考えは、労働が人間同士の<礼>の関係の中に置かれたことを意味しています。労働は神々とのパートナーから切り離され、都会の仕事場や田舎の日溜りに解き放たれたのです。現代の労働が私たち一人ひとりに問いかける「?」を、手を合わせて考えてみましょう。あなたにとって

労働は「?」のパートナーですか・・・。

 
(耶)


 (07/11/19 10:55)  





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