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趙元総書記の親友、宗鳳鳴氏の近影(大紀元)

故・趙紫陽元総書記も法輪功弾圧に反対「人類史で希な大事件」=趙氏の親友が語る

 【大紀元日本12月3日】すでに公表されて一ヶ月以上経った中国安徽省の高官・汪兆鈞氏の最高指導部宛の公開状は、ますます注目されている。中国当局の故・趙紫陽・元総書記に気功治療を行ったことがあり、親友でもある宗鳳鳴(88歳)氏は、この公開状を高く評価し、汪兆鈞氏は中国の勇士と希望であると賞賛、中国の問題の核心は一党専制にあるとの見解はずばり的中しているとの認識を示した。

 汪氏の公開状で、法輪功への集団弾圧をただちに停止し、迫害を指示した元凶に法的裁きを受けさせるべきであるという見解について、宗鳳鳴氏は「法輪功への迫害はあまりにも残酷で、(中国当局の)鮮血に染められた債務である」と指摘、趙紫陽元総書記は生前、法輪功弾圧に反対する意向を明確に示し、人類史において稀な大事件と指摘したことを明らかにした。

 宗鳳鳴氏は、中国で汪兆鈞氏のような本音を公言できる勇士がたいへん求められていると呼びかけた。

 一党専制を廃除すべき

 宗鳳鳴氏は11月27日、大紀元の取材を受けた。最近、友人から汪兆鈞氏の公開状を入手でき、読んだ後非常に感動し、汪氏に激励のメールを送ったという。「私は彼に手紙を送り、敬服する意を表し、汪氏は中国の勇士で、わが国の希望で、中華民族の気骨男であると賞賛した。汪氏からも感謝の手紙が届いた」と、宗鳳鳴氏は語った。

 インタビューの内容は次の通り。

 記者:この公開状で最も印象の深い部分はどこですか。

 宗鳳鳴:中国の根本的な問題は一党専制です。その問題に関する汪氏の見解は趙紫陽氏と完全に一致しています。この問題は非常に重要なことである。

 記者:一党専制の廃除はどのように実現できますか。

 宗鳳鳴:この問題を解決するには、一定の力が必要。いま、中共のコントロールは非常に綿密。歴史のいかなる時代においても、いまのような情勢はあまりなかった。

 趙紫陽「法輪功弾圧はあまり前例のない一大事」

 記者:汪氏は法輪功弾圧の中止や、元凶の責任追及などを求めていることについて、あなたはどうみていますか。

 宗鳳鳴:私もまったく同感です。(中共)はこれらの民間団体や信仰者の団体を消滅しようとするやり方は、世界でも非常に前例があまりない。これは血まみれの借金であり、法輪功への弾圧は非常に残酷です。

 記者:どのように法輪功への迫害の状況を知りましたか。

 宗鳳鳴:ネットでは一部の報道があり、当局の法輪功への迫害は、いかなる証拠をも論じずに、しかも非常に残酷です。生きた法輪功修煉者の臓器を強制摘出することについても知っています。調査を行い、結果を公表することを望んでいます。

 記者:趙紫陽元総書記は生前、法輪功弾圧について、どのような態度を持っていますか。

 宗鳳鳴:これは思想・信条の問題であり、このような弾圧を講じるのは断固としてやってはいけないと指摘されていました。これは前例のない一大事です。

 記者:汪氏が公開状で、中国にはもっと多くのエリツィンが現れるべきであると呼びかけていますが、中国ではエリツィンの出現があり得ますか。

 宗鳳鳴:中国では過去において、趙紫陽と胡耀邦の両氏がいました。この2人は中国に現代の民主的政治を導こうとした、歴史に刻まれる人物です。趙紫陽の理念は中国の政治的転向を推進することであり、民主的法制国家に変えようとしています。これは歴史的な流れですが、中国では圧制されている、このことは中国人の悲しみです。

 記者:趙紫陽氏は中国のエリツィンと言えますか。

 宗鳳鳴:そのような役割を果たしていましたが、エリツィンのように突出していなかったのです。同氏はエリツィンとゴルバチョフを賞賛し、台湾の蒋経国氏をも讃えていました。

 記者:汪氏は「色革命」を呼びかけていることについて、本音を語るようと提案している学者が現れています。

 宗鳳鳴:民主活動家が団結して行動を起こし、正義の力を形成させることを望んでいます。これは私個人の希望だけではなく、皆の共同の願望であります。いま、汪氏のように本音を言える人、公で見解を示す人が徐々に現れ、このような力が生まれ、このようなグループが出現しました。しかし、当局の弾圧が厳しいため、このような人が非常に少ないのです。中国当局もいかなる団体の出現をも容赦しない、たとえば、包遵信さんのような民主活動家が亡くなった時、葬式を開くことすら禁止されました。引退した共産党の幹部が協会を立ち上げようとしていたが、それも許してもらえなかったです。いかなる事も許されていないため、活動できる余地がない・・・。

 中国の民衆はいまの状態が変わることを願っています。中共はいま権力者が中心となる資本主義社会に変わっています。農民が大変苦労をし、社会への貢献が最も大きいのに、なにも保障を得られずに、権力も剥奪されています。しかし、そのような状況においても、歴史の流れは阻止できないのです。時間をかけ、希望を持てば、中国は必ず自由・民主の政治体制に発展します。

 宗鳳鳴氏の略歴:今年88歳の宗鳳鳴氏は、故・趙紫陽元総書記の親友。同総書記が中国当局に軟禁されている16年の間に、同氏は気功治療するため、同総書記に接触できる唯一の外部の人である。今年年初、香港で出版した著書「趙紫陽の軟禁中の談話」は、同氏が十数年間、趙紫陽・元総書記と百回以上の談話の記録を元に整理したものである。

 この著書では、趙紫陽氏の話として、中国当局の最高指導部内部の権力闘争と政策論争の真相を明らかにした。ケ小平・元国家主席が引退後も裏で政権を操縦していたことや、趙紫陽氏と前任の胡耀邦・元総書記との関係、趙紫陽氏が政権から退けられた本当の理由、第15回党大会への進言書、1989年弾圧された大学生民主運動「六・四天安門事件」、その後執政した江沢民、胡錦濤政権への評価、共産党の専制理論への反省と非難、法輪功弾圧への反対、中米関係、台湾問題などについて、独自の見解を示している。

 この著書の出版後、中国当局が非常に緊張し、宗氏や家族に頻繁に圧力をかけた。その後、宗氏は今年2月に、心臓病が発病し、病院で治療を受け、数ヶ月後に退院した。いまは自宅療養中。

 
(記者・李真、翻訳・叶子)


(07/12/03 10:27)



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