【ことばの豆知識】ネトゲ未亡人

2007/12/16 01:00
 【大紀元日本12月16日】「ネトゲ未亡人」ということばがあるらしい。夫がネットゲームに夢中になって、家のことや妻のことを全くかまってくれなくなる、そんな夫をもつ妻のことをいうそうです。

 「ネットゲーム」を「ネトゲ」と略すことも新鮮でしたが、「KY」=「空気が読めない」に比べれば、どうってことはありません。それよりも、このことばを見て改めて不思議に思ったのは、「未亡人」のほうです。

 「未完成」「未確認」に見られるように、「未」とは「まだ~していない」ということ。ならば、「未亡人」とは「まだ亡くなっていない人」ということになります。それが、夫に先立たれた女性を指すとは、これいかに?

 中国では、古くには、夫が死んだら妻もそれに従うという考え方がありましたが、それに背いて、夫の死後も操を守りながら生き続けた場合、おめおめと生きながらえているという、卑下する意味を込めて、妻が自らを「未亡人」と自称したようです。

 ところが、日本語では、夫に先立たれた女性という意味だけが残り、妻の自称ではなく、他の人がその女性を指すときに使うことばとなりました。

 ところで、「ブログやもめ」ということばもあるそうです。「ネトゲ未亡人」と夫婦なら上手くいくかもしれませんが、片方がネトゲもブログもしない場合は、さぞかし大変でしょうね。

(智)

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