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英国の人気キャスター、借金地獄でホームレスに

 【大紀元日本12月24日】1980年代に活躍していた英国の人気ニュースキャスター、エド・ミッチェルさん(Ed Mitchell)が多額の負債を抱えて自己破産し、ホームレスとなっていたことが明らかになった。

   ミッチェルさん(54歳)は、かつて報道番組の制作会社ITNに所属するニュースキャスターだった。全盛期には、サッチャー元首相やブレア首相、メイジャー元首相などにインタビューしたこともある。

 報道によると、当時の年俸は10万ポンド(約2千万円)、1億円の邸宅に住み、年2回の海外旅行を楽しんでいた。しかし、2001年に米国のニュース専門放送局CNBCに解雇された時から、悪夢が始まった。

 当時、ミッチェルさんには5万ポンド(約1千万円)のクレジットカードの借金があった。返済のために、彼は他のクレジットカードを作り、すぐに自転車操業に陥った。後に、借金は雪だるまのように膨らみ、気がつけば25社から25万ボンド(約5千万円)を借りていた。

 ミッチェルさんは、経済的な理由から2年前に妻と離婚し、25年の結婚生活にピリオドを打った。家は競売にかけられ、ミッチェルさんは自己破産を宣告してホームレスとなった。毎晩、競売された自宅近くの公園で寝泊りしている。公衆トイレでひげを剃り、顔を洗い、慈善団体が提供する食事を摂る。持ち物は一つの大きなバッグのみで、中には家族の写真も入っている。寒さのため、毎晩3時間しか眠れないという。毎週52ポンド(約1万円)の失業者救済金が支給され、仕事を探し続けているが、おとり取材の記者と疑われたりして、なかなか職が見つからず、清掃員の求人すら断られるという。

 ミッチェルさんによると、ホームレスの中には、弁護士や不動産業者、実業家など元ホワイトカラーの人たちも多いという。その中には、全財産を失ってホームレスとなった元百万長者もいたという。ミッチェルさんは、「今はホワイトカラー・ホームレスの時代だ」と語った。

 ミッチェルさんは、簡単にクレジットカードで消費できる今、安易に借金をしないでほしいと述べ、いかなる人でも一夜でホームレスになる可能性があると語った。

(記者・周成、翻訳・叶子、編集・田中)


 

 (07/12/24 16:36)  





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