【大紀元日本1月6日】中国大陸は今年1月1日より、饅頭(「マントー」、中国式蒸しパン)の形などについて新しい基準が実施された。新基準は、蒸しパンの形は丸形または楕円形で、大きさは小さすぎてもいけない上、折り目や斑点があってはいけないのだ。さらに、小麦の香りのするものに限るという。新しい基準に対して、業者らからは「マントーにまで基準を設けるのはおかしい」「厳しすぎる」など様々な反応があった。
陝西省「華商晨報」1月3日の報道によると、中国国家標準化管理委員会および国家質量監督検験検疫総局が合同で発表した「小麦粉蒸しパン国家標準」は今年1月1日より正式に実施されたという。
報道によると、「小麦粉蒸しパン国家標準」の起草責任者である河南省のある企業責任者は取材に対して、麺製品食品(餡入り蒸しパン、餃子など、ベイキング食品を除く)の中で、唯一中国国家基準だとし、制定してすでに2年も経っており、最近になってようやく公開したという。
責任者は、蒸しパンの基準は外観、測定方法、測定数値、包装など多方面において基準を設けており、蒸しパンの形状や小麦粉の含量、水分含量などにも及んでいると明らかにした。
例えば、外観に関しては、蒸しパンの形状を美しくするためには丸形または楕円形にすべきだとし、大きさは小さすぎてもいけない上、折り目や斑点がなくて、小麦の香りがするものと示した。さらに、蒸しパンの水分については、カビが発生しないように45%またはそれ以下に定められている。
報道では、ある麺製品製造店の経営者の話を引用し、蒸しパンに統一した基準を設けることは「おかしくて、聞いたことがない」と皮肉った。
一方、瀋陽市皇姑区遼河農貿市場で蒸しパンを販売している店の経営者は、「蒸しパンの形まで制限されるとはあまりにも厳しすぎる基準」と指摘し、中国各地で蒸しパンに対する呼び名も異なるし、各地の慣習が徐々に定まり広く一般に認められたものであることから、「このような基準で拘束してはならない」と非難した。
また、瀋陽のある食品関係者李さんは、統一基準は大企業にとって更なる市場の開拓が可能になるしメリットが多いことを示したが、個人にとっては商売が厳しくなるとの見解を示した。
(翻訳/編集・余靜)
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