中国の離婚率が近年上昇し続けている。1995年後、年間の離婚者数が100万組を超えている。
統計によると、離婚経験者は、35歳から45歳までの中産階級が4分の3を占めている。不倫が離婚の最大原因となっている。
中国国内紙「聨合報」は、国内の離婚問題の小説を出版した有名作家・柯雲路氏の発言を引用、「30代、40代の既婚男性で、不倫をしていないのは極少数」「中国人はいま、感情的変化が多様化している」などと報じた。
また、北京市の離婚問題のカウンセリングの専門家は、1950年代と1980年代の離婚のケースを比較してみた。「1950年代の人は、若い頃は苦難の中で奮闘し、中年になったら、社会の激しい変化に直面してきた。そのためか、相手のことを考慮する要素が強い上、当時において、不倫は非常に恥ずべき行為との社会的認識があった。しかし、1980年代以降、経済が発展するにつれ、不倫は「婚姻以外の恋」と美化され、不倫相手を「情人」と呼ぶなど、中国人の婚姻に関する道徳観が本質的な変化を起こしている」という。
1970年代と1990年代に2度にわたり、「婚姻法」の改正に参加した法律学者の巫昌禎氏は、「1980年代始めに、『通奸罪』(不倫は違法行為とする法令)が廃止された。1990年代初期から、一部の地域で、側室、一夫多妻などの現象が現れ、『法律が裁かない、道徳の束縛がない』との状況の中、婚姻以外の恋がますます激しくなっている。日陰から公で堂々と行うようになった」と分析している。
(翻訳/編集・叶子)
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