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暴行を受けた後、仕事に復帰した楊さんの写真。首に暴行の傷後が見える

中国人気女優、家族の冤罪をブログで訴え

 【大紀元日本1月9日】中国の人気女優・楊欣(ヤン・シン)さんが先月29日、一家が警官からひどい暴力を受け、家族が重傷を負いながら投獄されていると自身のブログで告白し、反響を呼んでいる。

  ブログによると、昨年4月30日夜、2人の警官が家族と共に、楊さんの経営する北京市のレストラン「聖天徳・海鮮飯店」を訪れた。食後、彼らが食事代を払わずに店を出ようとしたため、楊さんの家族らが支払いを求めたが応じず、逆上した2人の警官が店内で大暴れした。暴行を受けた楊さんとその姉、兄、夫、ウェトレスなど数人が重傷の大ケガを負ったという。

 
北京市公安局昌平分局に陳情のため訪れた楊さん

楊さんの姉の話によると、楊さんの夫は強い脳振とうを起こし、今でも激しいめまい、両手の痺れ、腹痛などの症状に襲われるという。元々身体障害者だった楊さんの兄は、暴行を受けた後、精神的なストレスにより睡眠障害を起し、時には強い死の恐怖感に襲われていたという。楊さん自身は顔などを殴られて大量出血し、多くの仕事をキャンセルした。

  公開情報によると、暴行事件後に加害者の1人・張海洋が楊さんの家族に電話をかけ、「おれは警官だ、お前らを皆殺しにする」「100万元(約1600万円)を用意すれば、この一件はなかった事にする」などと脅迫した。更に暴行を加えた2人の警官は、警察を襲ったとしてインターネットで楊さんの兄を指名手配し、北京市の昌平看守所に兄の楊悦さんを監禁した。

  家族によると、楊悦さんが逮捕されてから4日後、一家は北京市公安局を訪れて陳情を行ったが、昌平区の検察機構に状況を説明するように言われて帰された。区の検察機構は、本件への調査を約束しだか、現時点まで回答がまったくないという。一方、2人の警官は依然として通常通りに勤務している。

 
昌平区公安局の門前で、陳情登録を行う楊さん

楊さんのブログで本件が公開されてから、ネット利用者からは、「有名女優も難を逃れられない。低層社会に生きる庶民はなおさら悲惨だ。だれが我々に救いの手を差し伸べてくれるのか」など憤慨の声が続発している。

 
(翻訳・叶子)


 

 (08/01/09 15:30)  





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