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氷雪災害で行き場を失う洞庭湖の鳥たち

 【大紀元日本2月28日】中国洞庭湖の大規模な水鳥同歩調査によれば、最近の氷雪災害のために一部の鳥類が行き場を失っているという。

 報道によると、今回の中国、英国、デンマーク、豪州4ヶ国の専門家たちが新たに合同で行った調査は、洞庭湖の4つの湿地保護区の範囲内21の重要鳥類の越冬地で、40人以上の国内外の専門家と測定人を10の調査グループに分け線路調査と定点調査を合わせた方法で行なった。測定方法、器具と記録用紙を統一、数字的根拠をさらに客観的にさせるという洞庭湖水鳥同歩調査の中でも最も大規模な調査のひとつを行った。

 調査によって、水鳥が洞庭湖で越冬する依存度は高いことが明らかになった。今回の調査の総合的な記録は水鳥49種約11万羽を数え、国際1%基準の種が達成しているのが8種類で、それぞれ普通の鵜、コハクチョウ、ヨシガモ、マガン、カリガネ、ヒシクイ、クロツル、ソリハシセイタカシギ。中でもカリガネの数は世界中の越冬群の60%を占め、ヨシガモは40%以上、ソリハシセイタカシギは27%を超え、ヒシクイは20%に達する群れが訪れている。

 今回の調査と氷雪期間の観測によれば、湖の大面積の氷結により、カモ類の活動できる水域が急激に減少し、鳥たちはかろうじて航路付近の流れがある区域に集まっているという。特に水が深い区域で活動するキンクロハジロのような潜水する種類のカモ類は激減しその割合は90%を超えるという。

 
(翻訳・坂本)


 (08/02/28 11:21)