新型コロナで米国民5万人の帰国支援必要に=米国務省

2020/03/26
更新: 2020/03/26

[ワシントン 25日 ロイター] – 米国務省は25日、新型コロナウイルスの感染の世界的な広がりを受けて、海外にいる5万人の米国民について帰国支援が必要になる可能性があると発表した。

同省は23日時点では、帰国支援が必要な米国民の数を1万3500人と推定していた。

同省で帰国支援の責任者を務めるイアン・ブラウンリー氏は、既に28の国・地域から9000人以上の国民を帰国させたと語った。向こう9日間に、さらに9000人が66の航空機で帰国する予定という。

同氏は「これまでに経験したことのない事態であり、国務省だけでは対応が困難。航空機の手配などで、国防総省に支援を要請している」と述べた。

Reuters
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