【紀元曙光】2020年7月3日

あの巨大な雹(ひょう)は一体何だ。
▼ほどよい小粒であれば、かわいい金平糖にも見えるが、あの大きさと形状は不気味としか言いようがない。目には見えない中共ウイルスの模型図を、私たちは嫌というほど見てきたが、なんとそっくりな形だろう。それが先月25日、北京に降った。
▼一つの考え方として、お聞きいただきたい。中共ウイルスは、結局のところ、どこにいるのか。私たちは今、一応の「常識」としてマスクをつけ、手をよく洗い、ソーシャルディスタンスを心掛けるなどを実行している。どれほど予防効果があるかは分からないが、「常識」であるから、ともかく皆でやる。
▼しかし、ウイルスがいるのは地上ではないのかもしれない。地上より高く、ちょうど空にかかる雨雲くらいのところで、黒い妖気が地球をすっぽり包んでいる。上空から見下ろす中共ウイルスは、地上の人間を常に狙っている。隙あらば、猛禽類のごとく急降下して襲いかかってくるのだ。
▼天災とは、大自然が人類にもたらす大きな災禍だと通常は考えられている。その認識に特別の修正を加える必要はないが、そこから一歩進んで、それらの災害は人類に何を語ろうとしているのか。換言すれば、天は、人類に何を悟らせようとしているのかを考えるべきではないか。
▼中共ウイルスによる病過を、「天災ではなく、人災だ」などと単純には言えない。もちろん中国共産党の悪業の報いとして現出したものだが、そこに含まれる天意は、おそらくもっと意味が深い。人類がその真意を悟らなければ、天は、最終的な大劫難をもたらすだろう。