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工場の門の前で横断幕を広げて抗議する地域住民

中国山西省:高濃度化学汚染物質排出工場の稼働停止を求め、住民が集団抗議

 【大紀元日本3月6日】中国山西省汾堯都区魏村鎮呉家庄センター小学校付近で、化学製品工場が高濃度の毒性ガスと汚染廃水を排出していることから、この小学校の児童や呉家庄村の住民らに頭痛や吐き気といった症状がでている。現地の住民は工場の門の前で、集団で座り込み工場の稼働停止を要求している。この抗議行動は2日から始まった。

 新快報によれば、山西省汾堯都区魏村鎮呉家庄センター小学校付近に建つ山海化学製品工場が長期に亘り基準値を超える高濃度のベンゼンを含んだ排気ガスや廃水を排出しているため、当地の村民と児童の生活に深刻な影響がでているという。

 この工場は学校の風上に位置し、処理されていない汚水は付近の田畑に流れ込んでいる。このため、作物や樹木は長い間この汚水に浸かり虫の息だ。

 当地村民は、児童達は帰宅後、いつも頭痛や吐き気などの症状に悩まされ、学校では授業中も窓を開けられず屋外で運動もできないと話す。また、この工場の従業員もよく吐き気、頭痛、発熱などの症状がでており、生産作業中に防毒マスクをしていても鼻を突く臭いは耐え難いものだという。

 山海化学製品工場は主に塩化アンモニウムを生産しており、同時に毒性の高いホスゲンも生産している。この2つの化学薬品は高汚染危害品に属し、生産過程において高濃度のベンゼン化合物と塩素を生成する。これらの汚水と排気ガスは適切な処理をせずに排出すれば深刻な危害を及ぼす。

 2月29日から、村民は同工場の門の前に集まり、「我々は青い空の下で生活したい」という横断幕を掲げ、集団で座り込み、工場に即時稼動停止を要求した。

 しかし、村民の抗議もむなしく、工場の関連責任者は姿を見せず工場は相変わらず稼動を続けているという。

 
(翻訳・坂本)


 (08/03/06 10:07)  





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