【大紀元日本3月21日】米国や中国の地震観測機関によると、中国新疆及びチベット地区の間の境界周辺で今朝6時33分(現地時間)、マグニチュード7.3度の強い地震が発生し、余震が42回続いた。
中国メディアによると、震源地は、北緯35度4分、東経81度4分の新疆自治区の和田地区。現地では観測史上始まって以来の最大の地震。午前6時33分から午前7時59分の間、全部で42回の余震が観測された。余震はM6.1からM3の間。
新疆ウイグル自治区于田(ユーティエン)鎮付近では、多くの建物が地震で倒壊。ある村では144世帯が避難した。当局はすでに警察、医療スタッフ及び専門家を現地に派遣したが、負傷者などの被害状況は報告されていないという。
震央の和田地区于田県は、新疆自治区南部にある。総人口は約23万人。古来からシルクロードの要衝。
|