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韓国の著名な環境運動団体「緑色連合」事務局の崔乗国事務局長は4月22日午前、ソウル城北洞にて五輪せい火リレーに不参加を表明(南仓熙/大纪元)

五輪トーチリレー:韓国走者、不参加表明

 【大紀元日本4月26日】韓国有名な環境運動団体「緑色連合」は4月22日午前、ソウル城北洞事務局にて記者会見を開き、中国共産党(中共)のチベットへの武力弾圧に対して抗議するために、五輪せい火リレーの不参加を表明した。

 「緑色連合」の崔乗国・事務局長は、北京五輪トーチは韓国首都のソウル市内でリレーするのが適切であるかどうかの問題について、憂慮すべき状態になりつつあると示した。

 昨年11月初旬、北京五輪を支援する韓国企業は「緑色連合」に対して、中共は環境五輪を掲げていることから、「緑色連合」は五輪トーチリレーに参加するのに適していると勧めた。当時、崔事務局長はトーチリレー走者に選ばれた。

 崔事務局長は、「最初から、北京五輪は環境改善ができるかについて懐疑的だった。しかし、中国が環境改善において努力をするなら、それは努力しないよりマシだ。中国に期待する気持ちでリレー走者を引き受けた」と経緯を説明した。

 しかし、中共がチベットに対して武力弾圧を始めてから、「緑色連合」のメンバーらは、中国のチベットへの対応は、団体の綱領の1つ「非暴力的平和を実現する」の主旨に違反していると異議申し立てた。

 一方、環境運動とチベット事件の関連について崔事務局長は、「『緑色連合』の活動は、社会の中で弱者の権益を高める内容も含んでいることから、チベットで発生した弾圧事件に対して、憂慮しないわけにはいかない」と強調した。

 崔事務局長は「中国は環境改善に莫大な投資を行ったが、五輪開催ができるような水準に達したかが肝心である。しかし、その答えは否定的だ」と指摘し、チベット事件がなくても、北京五輪開催における環境問題に対しても懐疑の態度を示した。

 
(記者・南仓熙、翻訳/編集・余靜)


 (08/04/26 14:04)  





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